5月20日に発売となったBABYMETALのライブDVD/Blu-ray『LIVE IN LONDON-BABYMETAL WORLD TOUR 2014-』。
昨年のワールドツアーからロンドンの7の月The Forum、11月のO2 Academy Brixton公演の映像が収められたものです。
何しろロックでかっちょいー映像になっているんですが、一通り観てみてレビュー/感想を書いてみたいと思います。
DVD/Blu-ray『LIVE IN LONDON WORLD TOUR 2014』レビュー感想!
ちなみにDVD版だと2枚組なんですが、Blu-rayだと1枚になってます。
なので、Blu-rayなのにDVDくらいの画質なのがちょっと残念です(笑)
まああれだけのボリュームで5千円ちょいくらいで買えちゃうのは嬉しいですけどね。
じゃあ、まずは「The Forum」から。
WORLD TOUR 2014 2014/7/7 at The Forum
01. BABYMETAL DEATH
02. いいね!
03. ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
04. 悪夢の輪舞曲
05. おねだり大作戦
06. Catch me if you can
07. 紅月 -アカツキ-
08. 4の歌
09. メギツネ
10. ド・キ・ド・キ☆モーニング
11. ギミチョコ!!
12. ヘドバンギャー!!
13. イジメ、ダメ、ゼッタイ
どちらのライブもセットリストに関してはそんなに変わらないんですが、雰囲気はかなり違ってます。
神バンドのメンバーが違うのとカメラのアングルも結構違うんですよね。
一作品に2つのライブ映像を収録するってことでその辺も当然意識していたんでしょう。
The Forumの神バンドメンバーは
ギター:LEDA、藤岡幹大
ベース:BOH
ドラム:青山英樹
この前の黒ミサだったり、プレミアム上映会だったりで、最近になってやっと藤岡神と前田神のプレイをまともに観たんですが、メンツが変わると当たり前に全然変わりますよね。
定番のメンバーだとアグレッシブな大村神がいないってことで、いつも以上にポップな雰囲気になってます。
それでも十分メタリックではあるんですが、ブリクストンに比べると遥かにポップでノリのいい感じになってます。
そして、映像の方は3人のアップが多いです。
なので、萌え度が高いです(笑)
一緒に観てたアイドル好きな相方もブリクストンに比べて「かわいい~」発言が多かったです。
萌え度高めxポップなノリってことで、アイドル好きの方にオススメな一枚となっています。
キャッキャしたいとき(謎)はフォーラムの方が楽しめそうですね。
でも、どちらの映像も『LIVE AT BUDOKAN』に比べるとセットもカメラアングルも超シンプルで、ライブ感溢れる生々しい映像ですね。
豪華で仰々しい感じはありませんが、本当にライブ会場にいるようなリアルな感じがあります。
どっちもそれぞれの良さがありますが、個人的にはこういう映像の方が好きだったりします。
テスト2では、「O2 Academy Brixton」の方を。
BACK TO THE USA/UK TOUR 2014 2014/11/8 at O2 Academy Brixton
01. BABYMETAL DEATH
02. いいね!
03 .ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
04. 悪夢の輪舞曲
05. 4の歌
06. Catch me if you can
07. 紅月 -アカツキ-
08. おねだり大作戦
09. メギツネ
10. ド・キ・ド・キ☆モーニング
11. ギミチョコ!!
12. イジメ、ダメ、ゼッタイ
13. ヘドバンギャー!!
14. Road of Resistance
こちらはプレミアム上映会で先に観ていたんですけどね。
個人的にほんとたまらない映像でした。
O2 Academy Brixtonの神バンドメンバーは
ギター:大村孝佳、LEDA
ベース:BOH
ドラム:前田遊野
このメンツがヤバイんです…。
ブリクストンの方はここが肝ですよね。
大村神は定番のメンバーでいつもアグレッシブなギタープレイを魅せてくれますが、それに加えて前田神のドラム。
上映会の感想でも書きましたが、前田神のドラムが超ヤバイです…。
恥ずかしながらほんとこの映像で見るまでどんなプレイをする人なのか認識してなかったんです。
1曲目『BABYMETAL DEATH』でバンドが1音目を出した瞬間…
「なんだこのドラム…!!!」
前田神の爆撃機のようなドラムの音に一発ノックアウトでした(笑)
鳥肌が立ちましたね…。
そこからはもう前田神に釘付けです。
この辺はもう完全に好みの問題ですが、走り気味で前のめりになっちゃってるあの感じ。
ジャストより前な方ですよね。
たまりません…笑
僕も走るタイプのプレイヤーでしたし、こういう人すごく好きなんですよね。
神を振り乱しながらのアクションもかっこいいですし、オカズもすごくシンプル。
超ロックなドラマーですね。
でもジャジーなドラムも得意みたいですし、そもそもどういうジャンルをやってきたのかわかりませんが、激情的で”ロック魂“を感じるプレイヤーです。
青山神はタイト目ですし、合わせるタイプだと思うんですが、前田神はもう我が道を行く感じで見てて気持ちいいです。
聴いてて気持ちいいかと言ったら、私はすこぶる心地良いんですが、人によっては「ドカドカしててうるさいしノリづらい」なんて言う人もいるかもしれません。
実際、フォーラムの映像を観た直後に観ると「やかましっ!」って思っちゃいましたから(笑)
と、衝撃的すぎて前田神について語りまくっちゃいましたが、そんなわけでブリクストンの方は超ハードコアなライブになってます。
『Road of Resistance』も初お披露目のライブでしたしね。
前田神のドラムも後半に行くにつれどんどん走ってます(笑)
映像もアップは少な目で引き気味の映像が多く、よりライブ感・よりロック感を感じられるような編集になってます。
こっちはロック/メタル好きな方にオススメですね。
いやー、ほんとこの映像好きです。
『LIVE IN LONDON』というタイトルも『LIVE AT BUDOKAN』に引き続きロックを感じるタイトルですよね。
メタルゴッド・Judas Priestだったり
Deep Purple
Dio
Testament
という感じで、こういうタイトルの付け方にもいちいちグッときます。
毎度のことですが、メンバーが一切写っていないジャケットもロックでかっこいいですしね。
いやー、良い映像です。
で、先ほどサマソニ出演も発表されましたが、個人的に他にも観たいメンツが満載なので結構テンション上がってます。
こっちについてもまた書きたいと思います。
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今日のメタル
実は今日はこの後hideの映画『JUNK STORY』を観に行ってきます。
生きていたら生誕50周年ってことでその記念のドキュメンタリー映画になってます。
ということでhideの動画を。
・hide – DOUBT’97
hideといえばインダストリアルサウンドがお得意ですが、1stソロアルバムに収録されいてた「DOUBT」はその代表的な曲です。
そっちももちろんかっこいいですが、リミックスした『DOUBT’97』が個人的にはお気に入りです。
この映像もかっこいいんですよね~。
ビジュアル的な演出も加え、インダストリアルをポップに落とし込んで日本人にもわかりやすい感じになってますよね。
いやー、ほんと良いことやろうとしてたんだけどなあ。
「サウンドとしての日本語の綺麗さとか面白さっていうのをこいつらに絶対教えてやろうと思って。日本人が作ってるっていうことを僕は絶対捨てたくない。」
hideはそう語っていたそうです。
・hide 50th anniversary FILM「JUNK STORY」トレーラー
hideが世界進出に向けて結成したZilchのアルバム『3・2・1』の冒頭は日本語のナレーションからはじまります。
『3・2・1』は英語詞ですが、徐々に日本語詞の曲も増えていく感じだったのかも知れません。
これを言ってもしょうがないしこればっかり言っちゃうんですが、hideが生きてたらなあ。
そして、完全に日本語でやり切っちゃってるBABYMETAL。
今までの日本のロックバンドのように世界に合わせるのではなく、世界が勝手についてきた感じですからね。
音楽的な部分ではまたちょっと違うかも知れませんが、海外の文化を消化したうえで日本のポップカルチャーやアートが広く評価されるようになってきましたよね。
時間はかかってますが確実に進化してるんだなーと感慨深く思ってしまいましたね。
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テスト3
ドラムソロのタメはカッチョイイっすよね
あれもまたロックな感じでかっこいいですよね~!
前田神に関しては「ですよね〜(笑)」って感じです。
「同期が無機質なリズム・キープをしてくれてるんだから生のドラムのいる
意味はこれだろ!」っていう感じにもとれます。
実際、金物系の刻みなどは殆どやってなくて、キックでキープしてるみたいだし。
別の視点で見ると同期ときっちり寄り添ってるのはLEDAだけで、他の
メンバーは好き放題にやってる様にも見えます。
なので、小神様と前田神が同居した時には「混ぜるな危険」的な面白さが
あるかもしれません。小神様が守りに入って超真面目な演奏になる危険性
もあるのですが、あの人の性格上細かいちょっかいを出してきそうなので、
そうなるとスリリングな綱渡りの音が聞けるかも知れないという期待に
胸躍るものがあります。
やっぱりそうですよね~笑
後半はほんとに同期してるのかってくらい走っちゃっててたまらないです
なるほど、キックだけはキープしてる感じなんですね
小神様は上手いですし前田神に乗っかって面白いことをしてくれそうですよね
その辺意識しながら観るとまた面白そうですね~
ブリクストンのライブは何回でも観れちゃいそうです!
ForumでのOpのBabymetalDeathの出だしがめちゃくちゃカッコいい!
フォーラムのオープニングってどんなでしたっけ笑
また見てみます♪
hide(正確には hide with spread beaver ですが)好きでした。
Xから追っている管理人さんのようなコアな方から見れば笑止だと思うのですが,あまりそっち系の音楽を聞かなかった自分が,『ever free』を聴いてすごくかっこいいと思って,アルバム(『Ja, Zoo』)も買いました。
今でも『ever free』は大好きな曲です。一言で言うと,この曲は「軽い」んですよ。軽薄ということではなくて,全てのしがらみと執着を脱ぎ捨てた後の,突き抜けた「身軽さ」を私はこの曲に感じるんです。批判を恐れずあえて言うと,忌野清志郎さんに通じる「軽み」。時間にして数分の曲でそれが表現されているのが,本当に凄いと思いました。
hideさんが今生き返って,Babymetalを見たらどう思うかは,聞いてみたい気がします。
いえいえ、笑止なんてことはありませんよ!笑
『ever free』は僕も大好きですよー
しかもhideが亡くなってから出た曲だったので歌詞だったりも余計に沁みて、印象深い1曲ですね
X解散後のspread beaverっていうのはアーティストhideがXに縛られることなく自由に飛び立ちはじめた感があって、『ever free』の身軽さっていうのはすごくわかる気がしますね
hideはBABYMETALみたいなバンドは好きそうです笑
フォーラムとブリクストンの両方を観ました。
希望していた映像や音と違っていたので、残念でした。
音が綺麗に整いすぎているのと、箱の空気感が殆んど感じられないような印象でした。
ライブ映像にスタジオでの一発録りの音を載せ、曲間に歓声を入れたような雰囲気で、あまりライブの意味を感じませんでした。
映像は、確かに3人のアップが沢山映っているので、彼女達のファンには良いかもしれませんが、babymetalというバンド(ユニット)に重きを置いている者としては、オフでの活動やリハ等のファンカムでは見ることの出来ない映像も含めてもらいたかったなぁーと感じました。
ちなみにすぅさんの歌って一部結構弄ってるんでしょうか?
ファンカムを観てると、音がフラットしてたり、音域的に声が出切っていないように感じた部分が有るんですが、DVDを観たら声が出ていて、音程も気にならなかったので。
ライブなんだから、全体的にもっと荒くても良いのになぁーと感じました。
なるほど、ライブ感がないと感じられたんですね~
ライブでも映像作品となるとどうしてもこういう綺麗な感じにはなっちゃいますよねー(*_*)
たまに外音もミックスしてるのかなーなんて感じのもありますけど
オフショットなんかも観れたら確かに楽しそうですね!
歌はそういう感じでは弄ってないと思いますよ!
ライブの外音を携帯なんかで録ったりするとなんかああいう感じになっちゃったりするかもです
自分がメタル系を聴いていたのは80年代から90年代中頃なんですが、その当時はライブビデオが主流で、たまにライブビデオも買ったりしたんですが、もっとライブ感があったんですよね~
ラウドネスのユーロバウンドなんかは、正にbabymetalのファンカムに近い雰囲気だったように記憶してたので、今回のLive in Londonにもそういう雰囲気を期待しちゃったんですが、アーティストの方向性が違うんだろうと、1人納得しました(笑)
でも、今回のロンドンやソニスフィアなんかは観客の盛り上がりがバンドにパワーを与え、バンドが100%以上の力を発揮し、その勢いを感じた観客が更に盛り上がりという相乗効果の賜物だと思うんですよね~
まだスレていない3人と、新しい時代の予感に期待している観客の今の記録という事であるなら、あの場の空気感を是非残して欲しかったなぁ~ というように感じたんですよ。
だいぶ前ですが、アイアンメイデンが、まだライブハウスで演奏してる頃のファンカムを観たんですが、babymetalのフォーラムのファンカムと雰囲気がちょっと似てたかな。
爆発寸前のパワーが双方に感じられて熱かったです(^^)
僕の中でその頃のライブビデオといえばXの『爆発寸前GIG』です!笑
ラウドネスのUKでのライブ映像はYouTubeで初めてみたんですが、ほんとBABYMETALと重ねて見てしまう部分がありましたね~
むしろラウドネスでも成し得なかったことを成功させつつあるのがBABYMETALだって非常に感慨深い感じです
ロンドンの映像なんかはほんとそうですよね
オーディエンスの盛り上がりもすごいですもんね
僕は何しろ初期衝動好きなんですが、昔のファンカムとかそれがリアルに感じられていいですよね~!
うちの嫁がhide大好きなんですよ、Xは聴かないのに。でもって『Zilchはハード過ぎる』って。その後XONMETALさんと同じ様な事言ってるし(笑)
映画があるらしいよってココのサイト見せたら
喜んでました。
それにしても幕張待ち遠しい。
奥様とは旨い酒が…って私呑めないんですが,同じ感覚を持っている方がいるのは心強い。Zilch は当時ほとんど知らなかったので,管理人さんがここで薦められてるのを見て最近聴き始めてるところです。
その管理人さんがこの記事に貼られた『Doubt』は,The Pop Group に雰囲気が似ててかなり好きです。これ系でお薦めあればまた教えていただけるとありがたく思います。
Zilchって意外と聴いたことないって人が多かったりするんですが、めちゃくちゃ素晴らしいアルバムだと思います
だからこそ余計にhideの死が悲しくなりましたねー…
おお、The Pop Group!
そんなに詳しくはありませんが僕も大好きです!
インダストリアルは置いといてアヴァンギャルドでダークな感じですかね?
またそんな感じのバンドも紹介してみますね!
おお、奥さんhide好きなんですね!
でもXとhideって違いますもんね笑
そして、Zilchはたしかにそういう音楽好きじゃない方にはハードすぎます…笑
映画はhide好きな方は絶対楽しめますよ♪
幕張も楽しみですね!
こんばんわ!Brixton、キャッチミー前のドラムソロで最後にスティックを突き出すところ!あれはヤバイですわぁ〜。前田神は輪舞曲も結構好きです。
ところで、体調はいかがですか?
あれはかっこいいですよね~!
前田神超ロック!
輪舞曲もまた全然違った感じに聞えますよね
おかげ様で体調はもうバッチリです!
健康って素晴らしいですね…笑
hide!
才能とセンスの塊!
この人を失ったことは、日本にとって大きな痛手だったと思っています。
ところで私は青山神のドラムと演奏中のその姿に惹かれます。専門的なことは言えないのですが、激しい演奏なのにクールで美しいと思うのです。
強さと激しさが魅力の(あと音を楽しんでる!というのがすごく伝わってくる)前田神の姿と対照的で、こんなドラマーふたりを擁するなんて、本当に贅沢なバンドです。
映画を観て、hideの才能やセンスに改めて気づかされましたね
一緒に観に行った友達とも、こんな人他にいないって話してました
青山神は激しいながらもすごく安定してて確かに綺麗ですね~
ドラマーらしいドラマーだなーと思います
うん、この対照的な2人っていうのがまた面白いですし、今回の『LIVE IN LONDON』はここがまた良いですよね
黒ミサⅡの後、レディングまでの間にドイツ単独2公演が追加になりましたね。
この調子でまだまだ増えていくんでしょうかw
おお、かれーさんのコメントで知りました!笑
すごいですね…どんだけやるんでしょう笑
僕もあのスティック突き出しはやられました!
あれ、かっこいいですよねー!
何回も言ってますけど超ロックです!笑