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BABYMETAL「LENGED”2015″~新春キツネ祭り~」さいたまスーパーアリーナ(SSA)からちょうど一週間経ちました。
あのライブがとても一週間前とだったと思えないのは、あの日の体験があまりにも楽しく非現実的なものだったからでしょうか…。
先日、アメリカの音楽専門ケーブルチャンネル「Fuse TV」がキツネ祭りの映像を公開してくれたわけですが、その際BABYMETALにインタビューもしていました。
海外のメディアがどういう反応を見せているのか、内容について気になるところなんですが、丁寧に翻訳してくれているサイトがあったのでそちらの内容を紹介してみたいと思います。
米FUSE インタビュー記事翻訳と感想
正直言って私は英語が得意じゃないので翻訳してもひどい内容になってしまいます…。
上手に翻訳されている方がいらっしゃるのでその内容を紹介した方が全然いいのです(笑)
今回、SU-METALにインタビューをしています。
「Put Your Kitsune Up」というサイトで全文を訳されているので、こちらからご覧下さい。
翻訳元はこちらになります。
ページのURLが”babymetal-interview-su-metal-lady-gaga–slayer“となっているのがいいですね(笑)
詳細は上記のリンクから見ていただくとして、気になった部分を引用してみます。
Q:去年、何度かアメリカでコンサートを開催されました。日本とアメリカのオーディエンスを比べるといかかですか?
A;それぞれの国でお客さんが違うところや違う曲で反応してくれると思います。日本では、お客さんが歌詞をわかってくれるし、より息を合わせてくれます。一方、アメリカでは、お客さんがアップテンポの曲で大騒ぎしますが、日本ではあまり見かけないですね。アメリカの最初のコンサートでびっくりしたのを覚えています。
歌詞がわかるからこその一体感というのはありますよね。
BABYMETALの場合は歌詞にすごく意味があるというわけでもないですが、合いの手的な…まああれってアイドル特有のノリかも知れませんが、ああいうのは海外ではないでしょうからね。
そして、海外のオーディエンスってほんとにノリが激しいです。
私は海外でライブをしたことはありませんが、都内のライブハウスでももちろんたまには外人さんもいたりします。
で、初めてライブを観て曲も知らず歌詞もわからないのに、サウンドが体に響けばめちゃくちゃ盛り上がってくれるんですよね。
演者からするとすごく嬉しいものです。
でも、スローテンポなバラード的な曲になるとスーッと引きますが(笑)
日本人て、変に探ったり見極めようと斜めから見てしまったりするんですが、海外の方はその辺素直だなーと思います。
Q:Gagaから何かアドバイスをもらいましたか?
A:前にGagaさんに会った時、私たちの音楽をとても楽しんでいて、もっとハードワークし続けてほしいと言ってくれたのを覚えています。また、Gagaさんは、いつか私たちが彼女のように大きい会場でコンサートができるようになった時、きっともう一度会えると言ってくれました。
テスト2
ベビメタ関連の海外の話題はソニスフィアやヘビィーモントリオール等、メタル方面の話しか出ないんですよね。
今回、ガガツアーの話を聞けたのは良かったですね。
メタルフェスはもちろん方向性としてはど真ん中なんですが、ガガのようなポップス的なフィールドでどう受け入れられるかというのも非常に気になるところですから。
もしかしたらあまり話題にならなかったのはそれ程ウケなかったからなのかも知れませんが。
日本程ではないだろうにしても、メタルのサウンドというのは海外でも万人受けはしないでしょうからね。
ガガとの再演もですが、メタルのフィールドだけでなく、ポップスのフィールドでもどんどん勝負をかけていって欲しいですね。
Q:BABYMETALは、去年、アメリカで最も売れた日本のアルバムとなりました。自分たちの人気が高まっていくことについてはどう感じますか?
A:去年、私たちは海外でコンサートを開催することができました。今まで思いもよらないような国に行くことができました。私たちがやっていることを海外でも支持してくれる人がいたことは衝撃でした。また、何よりもそれが私たちが前に進んでいくのを力付けてくれました。
これはほんとそうだなって感じですよね。
BABYMETALのメンバーはもちろん、スタッフも、そして日本もファンも同じように思ったことでしょう。
私は海外で注目されるようになってからベビメタに興味を持ち始めたんですが、存在としては知っていた2012、2013年頃なんてまさかこんなことになるとは思ってなかったですから…。
何がどうなるかってほんとにわからないですよね。
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そして…管理人のひとり言
特に日本の音楽業界って”売れるものしか売らない“ので、こういう現象が起こるのはとても良いことだと思います。
自身、長く音楽活動をやっていたわけなんですが、日本の音楽業界、特にロック界には非常に失望していて、一時期はバンド仲間と「ロック流行らそうぜ!」とアンダーグラウンドで頑張っていたりしたんですが、結局みんながみんな夢破れ…といった感じになってしまったので、なおさらベビメタのこういう現象というのは嬉しく思っています。
ベビメタに期待しているのは日本のメタル界だけではありません。
いや、メタル界が期待しているのかどうかはよく知りませんが(笑)、私は期待しています。
今、日本のロック界は本当に悲惨な状況です…。
“ロックが売れない“のはもちろん、レコード会社や事務所もロックを売ろうともしていません。
そもそもはCDが売れない時代だからだと思うんですが、できるだけ売れやすい”安全パイ“的なアーティストにしかお金をかけません。
“かけれない“と言った方がいいのかも知れませんが。
そんなこんなを繰り返しているうちにロックがどんどんヒットチャートから消えていき、ロックファンには非常につまらない状況になってしまっています。
ロックを耳にする機会が減っていき、そしてロックに夢が持てない時代になってしまえば、ロックバンドもどんどん減っていくでしょう。
このままでは日本のロックバンド壊滅の危機が…というと大袈裟かも知れませんけど、あり得ない話でもないと思います。
言っても昔はちょっと違ったように思います。
私の世代でいうとX、HIDE、The Yellow Mokey、もう少し小さなシーンになりますが、Thee Michelle Gun Elephnat、Blankey Jet City等々。
私はリアルタイムではありませんが、BOOWYなんかもそうだと思います。
今までメジャーシーンで見なかったようなバンドが突然現れてブレイクする、というのがあったんですよね。
そして、そういうバンドっていうのは売れない時代が非常に長かったりしました。
「本当に良い音楽をやってるんだからいつか売れるはずだ」と思ってお金をかけてプロモーションしてくれるレコード会社や音楽事務所が必要なんですよね。
どうにかならないものでしょうか(笑)
そこに必要なのはやっぱりお金だったりするんですけどね…。
が、2000年代だとELLEGARDENだったり、インディーズから地道に活動を続け評価を受け、メジャーシーンでブレイクしたバンドもいたりします。
BABYMETALの今の流れっていうのはそういう感じに近い気がします。
きっと最初っから売れる気満々ではなかったと思います。
良い音楽を続けていた結果、今に繋がっています。
と、若干話がよくわからない方向にいっちゃいましたが…私はベビメタに対してそんな期待を寄せています。
まあアーティスト性や音楽性に関してはアレな部分もありますが、こういうサウンドがメジャーシーンがガンガン鳴り響くようになればちょっと面白いことになりそうじゃないですか。
今日のメタル
これまでの日本のロック界で同様に期待を寄せていたのがX JAPANのHIDEでした。
デビュー当時はXにどハマりしてめちゃくちゃ盛り上がっていた私なんですが、音楽性の変化や海外アーティストへ傾倒と共に心が離れていってしまいました。
“メタル“ではなくなってしまいましたしね。
そんな中でも抜群の音楽センスを持っていたのがHIDE。
Xではあんな感じでしたが、ソロになった途端、Ministry的なインダストリアルメタルサウンドが炸裂。
というわけで、Xは聴いてませんでしたが、HIDEだけは聴いていました。
そして、X解散翌日に「hide with Spread Beaver」として本格的にソロ活動をスタート。
1枚目のシングル「ROCKET DIVE」では控え目でしたが、2枚目の「ピンクスパイダー」では大胆にインダストリアルサウンドを取り入れてきました。
が、残念なことに「ピンクスパイダー」発売直前に急死してしまったのです…。
個人的に「HIDEが日本のロックシーンを変えてくれるかも…!」とめちゃくちゃ期待していたので、そういう意味でも本当に残念でなりませんでしたし、何より悲しい出来事でした。
日本のメジャーシーンでインダストリアルサウンドが鳴るっていうのは私の中でとても興奮できる出来事でした。
HIDEがいなくなってしまったことはとても悲しかったのですが、そんな発端となりそうな「ピンクスパイダー」がテレビで流れまくっていたことはなんだか嬉しく感じていましたね。
とは言っても「hide with Spread Beaver」はまだ一般向けなバンドで、本当に自分がやりたいことをやりたい放題やっていたのが「zilch(ヂルチ)」。
インダストリアルの代表的なバンド「Killing Joke(キリング・ジョーク)」の元メンバーのポール・レイヴンらと共に結成されました。
・Zilch – ELECTRIC CUCUMBER(1998)
当時の日本のメジャーシーンを考えると正気とは思えないサウンドですが、これはHIDEの知名度や人気があったからこそできたことでしょうね。
だからこそ期待をしていました。
これはアメリカへ向けての挑戦状だったわけですが、やはりHIDEの死後にやっと日の目を見ることになりました。
HIDEが生き続けていたら今の日本のロック業界もちょっと違っていたのかも知れないな、と今でも思います。
そして、HIDEの命日は私の誕生日でもあるので、誕生日にはHIDEのことを思い出してしまうのです。
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テスト3
Zilch懐かしいなぁ…。発売日に買いましたよ。NINやマンソンよりもロックしててカッケーって唸った思い出。いま聞いても全然通用するサウンドですよね。
とにかく、ベビメタはMAD以来の海外に認められた日本のバンドです。自分もロック好きとして期待してます!
日本人的な感覚なのかも知れませんが、マンソンのアルバムってかっこいい曲もありますが結構退屈な曲も多いんですよね(笑)
Zilchのアルバムは捨て曲なしな感じで素晴らしかったですし、ほんと今聴いても古さを感じません。
昨日も海外での売れ行きなんかについて書きましたが、すでに認められていると言ってもいいですよね!
本当に期待です!
一時期ヴィジュアル系やパンクなどのラウド系(と括っていいのでしょうか)とか盛り上がってた印象はありましたが、日本のロックシーンとしての未来とか考えることがなかったので大変興味深く読ませていただきました。
記事の主旨とは違いますが、CDが売れなくなったという件について。
4,5年前に仕事でレコード会社のお偉い方とお話しする機会があって、
「CDだけではもう売れないので近年は劇場参加型のイベントやライブなどで集客するやり方に変わってきている」
と言われたことを思い出しました。
お客のニーズが昔と変わってしまったというお話です。
実際、ライブ市場として公演数、総動員数、総売上額、共に90年後半以降から(近年は特に)年々増えているという調査データもありますので、直に握手して会話できたり、ライブで掛け合い出来たりといったやり方は功を奏しているといえるのかもしれませんね。
普段こんなことを考えながら音楽を聴いているわけではないのですが、
ベビメタが盛り上がることで日本のメタル・ロックシーンがもっと活性化されれば言うこと無しですね!
と、無理やり記事につなげてみました(笑)
面白くも無い話を長々と失礼しました。
90年代後半から00年初頭はV系、ラウド/パンク系のバンドが盛り上がっていましたよね。
V系はあまりわかりませんが、ラウド/パンク系はシーンが近かったものでリアルに体感していました。
いわゆるAKB商法なんかもそうですが、昔の音楽ビジネスとはあり方が変わってきていますよね。
CDが売れない反面都内では90年代以降ライブハウスが増えまくっていますし、お金の流れる場所が変わってきているのかも知れませんね。
アーティスト的にはやっぱり血と涙の結晶である作品が売れてほしいところではあるんですが(汗)
ベビメタが盛り上がるようになればロック界にも少なからず影響があるのではないかと思っています!
いえいえ、興味深いお話をありがとうございます!
私も英語は苦手なのでこういった翻訳されたものを紹介していただけて大変感謝しています。
外国に行く気もなく、外国人と接しても適当に知っている単語で何とかしてしまっているので覚えた英単語もすっかり遠い遠い過去(笑)のものになったのですが、ベビーメタルの活躍を追い続けるとどうしても英語がわからないと、日本より海外での活動が多くなってしまったベビーメタル関連記事を読めない辛さがあります。
ほんとうにありがたいです。
ちなみに記事を読んでいて思ったのですが、かつてアメリカで子供に大人気だったパフィー。まだまだ客層は違いますがアメリカのメディア関係者はへヴィーメタル版パフィーみたいな捉えられ方をされているのかもとも思いました。
イギリスではロックバンドとして、アメリカではアイドル的な捉えられ方の違いがあるなかなあと思ったりしました。YOUTUBEで見る限りですが妙にイギリスの観客のカッコよさが印象に残っているので、ファンカムで覗き見るワールドツアーは言葉はわかりませんがお国柄の違いを楽しめたりします。
でもやっぱり英語は理解できるようになりたいです。
わかります!ベビメタを追うようになると当然海外の記事なんかも目にするようになるわけで、英語が読めないのは辛いですよね(笑)
なので、少しずつでも英語を勉強しようと思っているところです。
パフィーはアメリカでアニメ番組が放送されたほど人気だったんですよね。
今回、インタビューでガガの名前が出ていますが、やはりアメリカではイギリスと違ってそこは気になるところですよね。
確かにイギリスの方がロックバンド的な捉え方をされているのかも知れませんね。
べビメタ側もイギリス公演の映像なんかをよく出していましたしね。
そして、ミュージシャンもそうなんですが、イギリス人の方がおしゃれですよね(笑)
私も一時はイギリスの音楽にかぶれていたことがあって、今でもイギリスの音楽やバンドは大好きです。
海外の音楽を楽しむ意味でもそうですし、英語はできるにこしたことはありませんよね。
あれからまだ一週間しか経ってないんですね。後五ヶ月音沙汰なしか、長いな…。
ロック、メタルに限らず音楽市場そのものが縮小してるなかでベビーメタルの売れ方は現役で頑張ってる方には、励みや希望になるでしょうね。
そうんですよ、もう1週間だし、あと5か月もあるんですよね(笑)
誰であれロックバンドが売れると興奮しちゃうんですが、ベビメタみたいな激しい音のバンドが売れるというのは嬉しいことです。
いきなり大きくは変わらないかも知れませんが、少しでも状況が変わればと期待せずにはいられません!
返信ありがとうございます。
SlayerのHell awitsに衝撃を受けて二十ウン年。それなりにメタル好きなつもりでしたけど、ここまでハマったのは初めてかもしれません。音楽その物も勿論好きですが、彼女達(神バンド含めて)がどこまで行けるのか、楽しみでしょうがありません。
こちらこそコメントありがとうございます!
不思議なもので、ベビメタにハマるとメタルにも再度ドハマりしますよね…。
最近は本当にメタルしか聴いていません(笑)
以前は聴かなかったデスメタルにも興味を持ち始めていて、いやはやメタルも奥が深いです。
BABYMETALはすでにここまで来ちゃってるわけなんですが、今年はさらに…と思うとわくわくしちゃいますよね!
CD売り上げの面で見ると日本の音楽シーンは終わってますが、最近の日本のバンドは海外よりも面白いと思ってます。一部例外はあっても私は基本的に海外のバンドしか聞かなかったんだけど、ここ最近はホルモンやOneOKRockなどを筆頭に、日本のバンドのCDを買うことが多いですね。ってラウド系のバンドしか詳しくは知らないけど。
私もHIDEはとても好きでした。Xは同じく初期の2枚までですね。
HIDEもTHE MAD CAPSULE MARKETSもホルモンも海外でブレイクできたとおもうんだけどねぇ。
日本に足りないのは海外で売るノウハウとコネクションと「海外で売るぞ」という意思があるかどうかだと思います。そういう意味ではBABYMETALはアミューズでよかったと思う。アミューズにはノウハウはまだ足りないだろうけど、海外で勝負という気概は感じますからね。
日本のバンドには海外でも勝負できるはずなので、ぜひともBABYMETALには海外でも成功できるという前例になって欲しい。
書き忘れたので、続き
BABYMETALが成功すれば、アーティスト、プロダクション、レコード会社、みんなが海外を視野に入れて動くかも知れないから。もっと貪欲に海外を目指して欲しい。それだけのクォリティは日本のバンドにはあると思う。
確かに日本には独特なバンドも多いですよね。
そういうバンドは海外でも活躍をしていたりしますし。
マキシマムザホルモンも国内ではラウド系としては異常な人気を得ましたよね。
当時はかなり驚きました。
Xが初期の2枚まででHIDEが好きってすごくわかる感じですね(笑)
海外でちょっとツアーやるくらいなら難しいことでもないですけど、本格的にプロモーションをするとなるとなかなか大変ですよね。
AMUSEはPerfumeも含め、まさに海外へ打って出ようとしているところなわけですが、どちらも良い感じに波に乗れている感はありますよね。
日本のアーティストの中ではこれまでもそれなりの成功を収めたりもしていますが、BABYMETALがこれまでにないくらい盛り上がってくれたらほんと最高なんですけどね!
期待したいです。