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BABYMETAL神バンドのメンバー紹介。
これまでにギターの大村孝佳氏、LEDA氏について書きましたが、今回はベーシストのBOH氏。
イカツめな見た目ながら実はとても温和で純粋なお人柄な方です。
そして、6弦ベースというあまり見かけない楽器を使いこなすやはり凄腕なベーシストです。
BABYMETAL神バンド ベーシスト BOH プロフィール・経歴
本名 棒手 大輔(ぼうて だいすけ)
生年月日 1982年8月14日
年齢 32歳
出身地 北海道旭川市
血液型 A型
所属バンド BINECKS、赤飯ロマン横丁(SEKI-ROMA)、BABYMETAL
好きなバンド Jamiroquai(ジャミロクワイ)
好きな芸人 江頭2:50
好きな映画 ターミ・ネーター、ジャッキー・チェン、バック・トゥ・ザ・フューチャー、スター・ウォーズ、アルマゲドン、ミッション・イン・ポッシブル
好きなアニメ ドラゴンボール、エヴァンゲリオン
趣味 バイク(SUZUKI GSR)、料理
母は音楽の先生、父は趣味で合唱団の指揮をやっており、実家にはピアノが2台もあったが、ピアノには目もくれずどちらかというと音楽は嫌いだった。
が、中学生の頃、先輩の学園祭でのステージに触発され、ギターに興味を持つ。
友人のギターを弾いてみるも難しく、4弦で簡単だからと理由でベースを選んだ。15歳。
学生時代、主にコピーしていたのはMR.BIG。
・Mr.Big – Addicted To That Rush
高校卒業後、上京し音楽学校へ入学。音楽学校で講師をしていた、爆風スランプ、XYZ→A、その他多数のセッション等で活躍中のベーシスト、和佐田達彦(バーベQ和佐田)に師事。
初めてのベースの仕事は、音楽学校在学中に勤めたインディーズバンドのサポート。ギャラは3000円だった。
20歳のBOH氏。
中性的なイケメンで全然雰囲気違いますね…。
2004年、彩 with SUPER VIBRATIONに棒として参加。ドラムはBRAKERZや陰陽座等のサポートで活躍している土橋誠。2006年3月11日活動休止。
・彩 with SUPER VIBRATION – Nothing But LOVE
2006年、中島美嘉がNANA starring MIKA NAKASHIMAとしてリリースしたシングル「一色」のバックバンドを務める。プロモーション活動や試写会LIVEに参加する中、年末の歌番組を筆頭に、第57回NHK紅白歌合戦にも出演。
2007年、元SIAM SHADEのギタリストDAITAが結成したロックバンドBINECKS(バイネックス)へサポートメンバーを経た後、正式加入。
2008年5月、インペリアルレコードよりメジャーデビュー。
・BINECKS – GLORY DAYS
6月、DAITA 2ndソロアルバム『FANTASIA』のレコーディングに参加。同月に行われたDAITAソロライブ「THE GUITAR EMISSION-Daita Third Impact-」ではバンドメンバーとして出演。
2009年9月、イギリスの国際慈善団体WaterAIDへのサポートを目的として行なわれたチャリティーコンサート「LIVE for LOVE We support WaterAid」へ参加。氷室京介を始め、UVERworld、FLOW、access、Diggy-MO'(SOUL’d OUT)、 D、LM.C、BECCAと共演。
2010年6月、DAITA メジャーデビュー15周年記念ライブ(渋谷C.C.Lemonホール)にゲスト出演。BINECKS以外でも、この日1夜限りで結成されたSUPER BANDのメンバーとして抜擢され、DAITAをはじめHISASHI(GLAY)KOHSHI(FLOW)ゆうや(SID)と共演
2010年7月、BINECKSが活動休止、フリーのベーシストとして活動開始し、ベース講師等も務める。
2011年、ニコニコ動画よりブレイクしたヴォーカリストである赤飯のサポートメンバーとして活動開始。その後赤飯バンドに。サンプラザ中野くんのライブにもサポートとして参加。
2012年、ニコニコ超会議のバックバンド(超バンド)のベーシストとして活動開始。
2012年8月、赤飯バンドが「赤飯ロマン横丁(SEKI-ROMA)」となり正式メンバーに。
・SEKI-ROMA – パンチラドランカー
2013年1月、イベントLive『クウキノシンドウ』で神バンドのギター大村孝佳、ドラムの青山英樹と一夜限りのバンドで共演。
2013年5月、BABYMETALツアー『五月革命』より神バンドメンバーとしての活動を始める。
2013年は他に、SOPHIAのヴォーカリスト松岡充が結成したロックバンドMICHAELのサポート、男性二人組のデュオcleaneroのサポートとして活動開始。ANIMAX MUSIX 2013に音楽ユニットangelaのサポートとして参加。
2014年、ゲームミュージックの作曲を手がける下村陽子の25周年ライブにサポートとして参加。
テスト22014年11月、自身のアメブロがオフィシャル化。
他にサポートを務めるアーティストは松ヶ下宏之、佐々木喜英、中島愛、3Peace☆Lovers、レコーディングではクリス・ハート、ゴスペラーズ、羽泉等。
という感じです。
2013年頃からの活躍はすごいですね。
そして、BABYMETAL神バンドへの参加が自身にとって大きな転機に。
今では神バンドになくてはならない存在となっています。
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神バンド BOH 使用機材
BOH氏といえばなんといっても6弦ベース。
日本において6弦ベースをメインで使用する数少ないベーシストです。
音楽専門学校時代に当時の師匠から進められて4弦から転向しました。
6弦にした理由は”サウンドの幅を広げたいから”とのこと。
通常の4弦に加え、低い音・高い音の弦が1本ずつ追加されている感じです。
より音域が広くなるメリットの反面、重い・より高い技術を要する・メンテナンスが大変等のデメリットもあり、やはり誰でも簡単に弾けるようなベースではありません。
BOH氏が大好きな6弦BASSの第一人者 アンソニー・ジャクソン
もはやベースとは思えないプレイ(笑)
完全にメロディ楽器と化してますね。
BOHが一番好きなベーシスト、ヴィクター・ウッテン。
一番好きなギタリスト、スティーブ・ヴァイ。
学生時代コピーしていたMR.BIGのベーシスト ビリー・シーンも好きとのこと。
という感じで、これまでの経歴を見てもBOH氏は決してメタルのベーシストという感じではありません。
好きなプレイヤーもメタルではなく、どちらかというとジャズ/フュージョン系のアーティストが多いです。
そして、BOH氏もまた然り。
この動画はエフェクターは使わずLINE直。
ピックアップはリアとフロントを1:1でミックス、アクティヴEQはミドルをブーストしたセッティング。
奏法は複数の指でタッピングをする”ボスハンズタッピング“というテクニックを用いて弾いています。
いわゆる低音中心のベース的なプレイではなく、6弦を生かしたメロが感じられる幅広いプレイを得意としています。
好きなバンドがJamiroqualというのも意外だったんですが、Jamiroqualもアシッド・ジャズ、ソウル/ファンク的なバンドです。
・Jamiroquai – Travelling without moving
BOH氏の好きなプレイヤーを知ったうえだと、Jamiroquaiが好きというのも納得です。
私もメタルから離れた後にオシャレぶってよく聴いていたものです(笑)
いや、しかしかっこいいな…。
ベースがブイブイいってて好きな曲の一つです。
ちなみにBOH氏は生まれつき手と足の指の関節が1個多いんだそうです。
確かにこぶしの手前にもう1つ関節があります。
健康面で特に問題はないらしいですが、ベースを弾くにはなかなか不便もあるようで、ですがそのおかげで自分だけのプレイスタイルを確立したとか。
使用ベース
・Atelier Z(アトリエ ヅィー) Beta 6 BOH Custum
指板はメイプル。17フレット~24フレットまでハーフスキャロップ加工。
ボディー材は、トップにメイプル。バックはアルダー。
現行品ではなく、24フレットまでカッタウェイの入った旧型のボディーシェイプを採用。
ノーマルからの変更点はPU(ピックアップ)をATELIER ZのジャズベースタイプからフロントをEMGのP6、リアをEMGの45DCへ交換。
本体のプリアンプはEMGではなく、バルトリーニのXTCTを使用。
ジャックの位置も変更。
サブも同じ仕様で木材違い。
弦はATELIER Z製のステンレス弦。
使用エフェクター
・SHIGEMORI G.O.T. Bass Drive
ベース用のオーバードライブ。
6弦ベースの広い音域でもナチュラルかつ、コントローラブルにドライブさせてくれるとのこと。
チューブアンプを歪ませた時のサウンドにもっと艶っぽさを出した感じ。
BOHは極力エフェクターを使いたくないとのことで、原音・フレーズのニュアンスを損なわないこのエフェクターを愛用しています。
・ALBIT Cranetortoise GC-1(コンプレッサー)
これも音痩せはなく、ピッキングのニュアンスを消す為にリミッター的に使用。
・KORG Pitchblack+(チューナー)
・ERNIEBALL 6166(ボリュームペダル)
使用アンプ
・MARK BASS TA503
このヘッドはサウンドメイクの幅がとても広く、高音から低音までの周波数も任意で設定できるので、ジャンルを選ばないアンプ。
ベースのことはあまりよくわからないんですが、スタジオで聴いたMARK BASSの音は確かにクセがなく、クリアでとても素直でした。
ナチュラル志向には向いていますね。
BABYMETALでのBOH氏
現在ベーシストはBOH氏のみとなっていますし、スキンヘッドも特徴的で一目瞭然ですね。
ギタリストやドラマーの方々のように「誰だ?」と迷うこともありません。
BABYMETALでもそれ以外のサポート等でもAtelier Zの赤を使用しています。
BOH氏のブログではプライベートのことも含め、本当に色々と書かれています。
最近は忙しくてなかなか更新していませんが、以前は自身の機材のことはもちろん、哲学的な話や、料理のレシピ、実家の写真まで載っていたりします(笑)
ファンはたまらない内容になっているので要チェックです。
お母さんの車はピンクらしいです(笑)
神バンドに参加してからはBABYMETALのことについてもかなり語ってくれています。
BABYMETALでベースを始めた頃からの夢だった海外ツアーも達成でき、昨年11/4のHammerstein Ballroomでのステージでは演奏中に『これが僕の夢だ』と思わずつぶやいてしまったそう。
こんな興奮しまくりでアドレナリン出まくりの年は初めてだと語っていました。
SU-METAL、MOAMETAL、YUIMETALの3人のパフォーマンスやBABYMETALに対する姿勢、成長っぷり等についてもよく書かれていて、現場ではこういう感じなんだなーというのが見てとれます。
そういう意味でも非常に読み応えがあります。
そして、本当に純粋で素直な人なんだなーというのが文章から伝わってきます。
素敵なお人柄です。
ちなみにBOH氏はバイクも大好きだそうで、SUZUKIのGSRというバイクに乗られています。
私もバイク好きなので、そんなところでも共感を持ちました。
これまで紹介した他のお2人に比べると、ここまでの道のりはより泥臭い感じにも見えます。
挫折しそうなこともあったけど、18歳の時の決断を嘘にしたくない。無かったことにしたくない。
『お前が世界に通用するプロベーシストになれるわけない』と言われながらも14年東京で頑張ってきて、とうとう夢を叶えることができた。
昨年の年末にはそんな思いを綴られていました。
管理人も同じ思いで上京してきたのですが、結局夢破れてしまい…なので、BOH氏のブログを読んでいるとほんとに涙を流しそうになってしまいます(笑)
そんなBOH氏や神バンド、そしてBABYMETALをこれからも応援していきたいと思います。
お…なんか綺麗にまとまりましたね(笑)
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テスト3
私も6弦ベース使いのバイク好きの剃り上げ坊主頭DEATH(笑)
座ってプレイする方が好きなので、スタジオでは座っているんですが、私のバンドのメンバーが「一瞬アンソニー・ジャクソンに見えた」とか言ってきて(笑)当然、足元にも及ばないんですが…
そんな私から見ても、BOHさんのプレイは「凄い」と思います。
6弦ベースって、見た目のとおり大きくて重いので、弾きこなすにもパワーが要ります。ネックも通常のベースより太い(ボディとのジョイント部でギターの1.5倍くらい)ので、慣れないと左手のポジショニングも難しいです。スラップやタップをするには弦間がある程度広い方がやりやすいのですが、素早いポジション移動が必要な速弾きには不向きになります。彼の場合それを両立させてしまうのが「凄み」です。
またベースの弦は太いうえにテンションがきついので、指で弾くのにはそれなりに腕の力が必要になります(指だけじゃなく前腕。上腕の力も)。速弾きで長時間弾くにはスタミナも要ります。どんな指してるんだろう(笑)
ベーシストとしては決定的に必要なリズム感・タイム感・グルーヴ感も優れていると感じます。BMの場合、間違いなくクリック音がモニターから聞こえていると思いますが、一方でドラムとの協調がないと、音楽として気持ちよく聴こえません。青山神のタイトなプレイにはきっちり合わせ、前田神のワイルドなスタイルにもそれを引き立てる安定感がある。(ドラム・マガジンの付録のCDにBOH神と青山神のふたりだけのプレイが収録されていますが、もう鳥肌モノです)
そして、人として真摯な方だと思います。
中学生・高校生の女の子たちでも、彼女たちをプロフェッショナルとしてリスペクトしていて、いつも「さん」づけでブログに書いてますし。
最新記事でSはSAの感想について書いていますが、BMでプレイしていることについて「この出会いに感謝」というようなことを書かれていました。まだ若いのにねえ…(^^)
DREAM THEATERの6弦ベーシスト、John Myungは、普段の自分のポリシーとして「人として、良い人になる」ということを挙げていました。同じようなトーンを感じます。どちらも人格が音に現れているように感じます。どちらも修行僧みたい。
「うまい」「すごい」ベーシストは、日本にも世界にもいます。彼もまた、そのひとりに加えていいのではと思います。
おお、BOH氏との共通点がありまくりですね(笑)
足元にも及ばないだなんて、それ相当の技術がないとアンソニー・ジャクソンに見えるとは言われないですよね。
まず、6弦ベースを使われている時点で相当なものだと思ってしまいます(笑)
私はベーシストではないので、LEARNiNG-TO-METALさん程理解はできていないと思いますが、BOH氏のプレイはすごいですよね。
6弦ベースは見たこともありませんが、使いこなすにはそれ相応の技術や体力が必要でしょうね。
ギタリストからすると4弦すらそうなので、”重い”というのは容易に想像できますたが(笑)
ベーシストからのご意見ありがとうございます。勉強になります。
先日のSSAでも思いましたが、神バンドのグルーヴはもはやバックバンドのそれではないですよね。
完全なる”バンドのグルーヴ”だと感じました。
可能であれば小さいハコで堪能してみたいものですが、それは難しいところまでベビメタが大きくなってしまっていますね。
ドラムマガジンの付録CDで神バンドリズム隊のプレイが聴けるんですか!
それは是非聴きたい…と思って調べたら1月号なんですね。
それにしてもドラムマガジンは高い…(笑)
私もBOH氏のブログを全部遡って読んだんですが、本当に素敵なお人柄ですよね。
3人のこともよく書かれていましたし、人との出会いを大切にされていて、あの人柄があってこそ、また素晴らしい出会いも生まれているんだろうなと思いました。
ジョン・ミュングは昔から知っていましたが、そんなお人だったとは知りませんでした。
そういえばベーシストって控えめで物腰の柔らかい方が多いような気もしますね。
BOHも神バンドによって多く知られるようになってきましたが、世界に名を轟かすベーシストになるかも知れませんね。