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LADY GAGA(レディーガガ)のアメリカツアーのオープニングアクトを務めることになって、日本国内始め、海外のファン、メディアからも注目されているベビメタちゃんことBABYMETAL。
前座に抜擢された直後から早くも騒がれ始めてますね。
アメリカを始め、各海外メディアがBABYMETALのことをどう報じているか…。
「リアルサウンド」の翻訳を引用しつつまとめてみます。
そして、それについての個人的考察を。
各国メディアの評価
●アメリカのネットメディア「The Daily Dot」 2014/3/3
『日本から飛び込んできた狂気的なコンセプト』
http://www.dailydot.com/lol/babymetal-metal-japanese-pop/
音楽の趣味がメタルとティーンポップの中間にある私のようなにリスナーにとって、BABYMETALはまさにミラクルな存在。すでに多くの人々が世界中でBABYMETALに好意を寄せている。
●アメリカの大衆紙「USA TODAY」 2014/3/6
『BABYMETALのビデオは最高の傑作-それともその反対?』
http://www.usatoday.com/story/life/music/2014/03/06/babymetal-video-give-me-choco/6115605/
デスメタルとEDMのリズム、そして甘ったるいJ-POPのメロディが奇妙に混ざり合ったサウンド。日本のガールズグループが演奏するとってもかわいいデスメタル「ギミチョコ!!/ Gimme chocolate!!」はスピーカーを引き裂くようなギター攻撃で始まって、それがすぐにマシンガンのように速くて小鳥のように陽気なボーカルとコーラスに変わる。まるでチョコレートコーティングされたシリアルと、土曜の朝のTVアニメみたいにハマる。とってもくせになる作品だ。
●イギリスの名門紙「The Guardian」 2014/3/13
テスト2『日本のハイソックスを履いたロックスター』
http://www.theguardian.com/music/musicblog/2014/mar/13/babymetal-craze-japan-rockers-knee-socks
頑固なメタルファンはこのバンドのコンセプトを全く理解できないかもしれない。映画『バトルロワイヤル』のように、スリップノットとアクアとスクリレックスが同時に競演するかのような惨事。普通のアイアンメイデン・ファンにはおそらく受け入れられないだろう」としながらも「日本人はいつだって人と違うやり方をする。日本のリスナーは最先端な音をバラバラに寄せ集めた音楽でも、何の疑問もなく受け入れてくれる。BABYMETALは悪魔のように手段を選ばぬ天才の策謀家が生み出した新しい音楽なのだ。
The Guardianはこれ以外にも何度かBABYMETALの記事を書いています。
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●アメリカの名門誌「TIME」 2014/4/10
『BABYMETALはホンモノのメタルファンも味方にすることが出来るか?』
http://time.com/57391/babymetal-jpop-sonisphere/
ゴス衣装を着飾ったキュートな3人組が選んだのはポップとダブステップを歪曲したヘヴィメタル。彼女たちはJ-POPとメタルを混ぜて『カワイイ』をやりたいと明確に示している。BABYMETALが新しいシーンを切り開く存在になるか、それともただの一発屋で終わるのか。今回ソニスフィアで本物のメタルファンを唸らせられるかどうかが、今後彼女たちの進むべき道の大きなヒントになるだろう。
●日本在住の外国人向け紙「JAPAN TIMES」 2014/3/8
http://www.japantimes.co.jp/culture/2014/03/18/music/cd-reviews/babymetal-babymetal/#.U6PFFPl_uSo
『アルバム「BABYMETAL」について』
このアルバムはアイドル・シーンとヘヴィメタル両方のバカバカしさが満載であるが、しかし冗談のレベルをはるかに超えている。これは数多くのメインストリームの“真面目な”メタル・アルバムよりもずっといいフルアルバムだ。BABYMETALの実力とその背後で演奏しているプロの音楽家は、このアルバムの質で高く評価されるべきである。
とのこと。
さすが、日本の「JAPAN TIMES」は実情を理解しているからでしょうが、一番しっくりくる記事でした。
そして、海外メディアの意見に関しては、やっぱりあくまで表面的な部分を見た段階で、という感じですね。
まあそれしかわからないからしょうがないんですけど。
そうです。ある意味BABYMETALっていうのは”冗談””ジョーク”みたいな部分もあるんですよね。
もちろん大真面目にやってるんですが、SU-METAL、YUIMETAL、MOAMETALの3人がバックグランドにメタルがあるかと言ったらそうではないし、ぶっちゃけやらされている感もあります。
もちろん、真剣にBABYMETALに向き合って活動に取り組んでいるとは思いますし、ダンスや歌のクオリティも高いdすが。
「やってみよう」「やってみました」的なノリから始まったかも知れないこのプロジェクトが、正直ここまで大きくなるとは思わなかった部分も仕掛けた側にはあると思います。
が、それはパフォーマンスや音が良質であったからこそ。
あそこまで質の高いものを作っていたということは、やっぱり最初っからかなり狙っていってたのか…。
そんなことを考えてしまうところもまたBABYMETALの面白いところ。
楽しくてしょうがないですよね。
フロントの3人だけでなく、バックで演奏しているメンバーも徐々にクローズアップされるようになってくるとまた楽しいなあ、と思ったりします。
今日のメタル
・Pantera – Hellbound
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